日程:2024年10月25日(金)10:00~13:00(9:30開場)
会場:株式会社国際協力銀行 9階講堂 MAP
主催:フォルタク&カラシンスキ法律事務所(F/K Legal)、ウッチ市役所、ウッチ経済特区、ウッチ県議会、一般財団法人海外投融資情報財団(JOI)
後援:在日本ポーランド大使館、ポーランド投資貿易庁、独立行政法人日本貿易振興機構(JETRO)、独立行政法人国際協力機構(JICA)、株式会社国際協力銀行(JBIC)
使用言語:英語または日本語(通訳はつきません)
ポーランドは2004年にEU欧州連合に加盟以降、リーマンショックやコロナ禍かつ隣国ウクライナからの大量移民流入を経ても、強靭な経済耐性を示し更なる経済成長を遂げている国として注目を浴びています。東欧の重要拠点として、欧米・アジア企業の製造拠点・サービス拠点を多く構えていますが、その理由は、欧州最大市場ドイツに隣接すること、3800万の人口を持つポーランド内需、極めて多額の欧州基金が投入されている事が挙げられています。ポーランドで法人を立ち上げるならば、外資系企業も欧州基金を活用する事ができるため、海外直接投資は引き続き好調で、ポーランドに進出する日系企業は350社超、韓国企業は580社超となり、アジアからの投資も盛んです。日本からの投資もM&A、エネルギー関連するものと多岐にわたっています。また、ウクライナ復興支援事業では、ポーランドを復興事業拠点として活動を検討される動きが多くなっており、ポーランド企業との共同事業や拠点設立のための情報を得て頂けます。新規投資が好調な一方でエネルギー価格の高騰、上昇する人件費、従業員の安定的確保についての懸念が取り上げられていますが、本セミナーにて、ポーランド投資庁、日系やドイツ系の大型投資を受け入れているポーランド中央部の地方自治体、優遇支援を与える経済特区、そして実際に投資を行った日系企業から話を伺うことで、ポーランド投資における優位性と課題を確認し、投資を検討される企業の皆様のお役に立てることを目的としています。
プログラム
10:00-10:20
ご挨拶
パヴェウ・ミレフスキ閣下(駐日ポーランド大使)
ピオトル・ヴォイティシャク(ウッチ県 副長官)
ハンナ・ズダノフスカ(ウッチ市長)
トーマシュ・サジンスキ(ウッチ経済特区 社長)
スワボミール・カラシンスキ(F/K Legal パートナー弁護士)
河野 章閣下(駐ポーランド日本大使) ※ビデオメッセージ
10:20-10:30
ポーランド投資環境概要(日本語)
マルタ・シチギェウ博士(ポーランド投資貿易庁(PAIH) 東京オフィス所長)
10:30-11:00
ポーランド中央部ウッチでの投資の優位性(英語紹介、日本語解説スライド付き)
ヨアンナ・ブジェジンスカ(ウッチ県庁 地方政策・国際協力部 次長)
マテウシュ・シパ(ウッチ市役所 ビジネス発展・国際関係オフィス部長)
11:00-11:15
グローバルな視点・日本からの投資に対する現地での可能性:ポーランド中央部で受けられる優遇支援システム(英語紹介、日本語解説スライド付き)
ミハウ・ソプチャク(ウッチ経済特区 副社長)
アグニェシュカ・ソビエシェック(ウッチ経済特区 投資企業誘致部 次長)
11:15-11:35
ポーランド投資のトレンド:日系を含む外資系企業の動向を追う(日本語)
スワボミール・カラシンスキ(フォルタク&カラシンスキ法律事務所 ファンディング・パートナー)
マヤ・マトゥス(フォルタク&カラシンスキ法律事務所 ジャパンデスクマネージャー)
11:35-11:45
コーヒーブレイク
11:45-12:00
ウッチ経済特区の工業団地と在ポーランド日系企業のサクセスストーリー:竹中工務店により実現された投資(英語紹介、日本語解説スライド付き)
パヴェウ・クリムチャク(ウッチ経済特区 投資企業サポート部 次長)
12:00-12:15
ウクライナ復興支援事業について(日本語)
日比野 崇(国際協力機構(JICA) 中東・欧州部ウクライナ支援室 副室長)
12:15-12:30
何故、海苔の工場がポーランドに(日本語)
髙岡 則夫(株式会社髙岡屋 代表取締役社長)
12:30-12:45
物流事業者から見たポーランドの可能性と現在地(日本語)
江龍 健介(ロジスティード株式会社 グローバル営業開発本部 海外戦略営業部)
12:45-12:55
質疑応答
※13:00~ レセプション(軽食付き)