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これからのマネロン・テロ資金供与・拡散金融対策の展望

日時:2024年5月22日(水) 13:30~15:00(13:00会場受付開始)
形式:ハイブリッド開催(会場開催+Zoomオンライン)
 [会場]海外投融資情報財団(JOI) 大会議室
  千代田区九段北2-3-6 九段北二丁目ビル3F 九段下駅1番出口より徒歩6分
  MAP
 [会場定員]30名
主催:一般財団法人海外投融資情報財団
使用言語:日本語
(申込締切:5月17日(金) 18 :00)

プログラム

13 :30~14 :30
これからのマネロン・テロ資金供与・拡散金融対策の展望
(講演概要)
2021年8月のFATF第4次対日相互審査報告書の公表後、政府が行ってきた①2024年3月までの態勢整備期限の設定、②2023年11月の外為法ガイドライン策定・公表、③2024年3月の拡散金融リスク評価書公表等の施策に対し、金融機関や事業会社は日々対応を続けている。加えて、国際情勢の変化に伴い、米国OFAC規制等、国内外の経済制裁に係る規制や執行の動向は日々変化し、これらに対する適切かつ機動的な対応も求められる。本プログラムでは、こうしたマネロン・テロ資金供与・拡散金融対策の現状と、間もなく開始され、日本でも2028年に予定されるFATF第5次相互審査も見据えた今後の展望につき取り扱う。

14:30~15:00
質疑応答

スピーカー

今野 雅司

デロイト トーマツ リスクアドバイザリー合同会社 マネージングディレクター  
弁護士登録後、法律事務所にて企業法務や渉外法務全般に従事。米国ペンシルバニア大学ロースクール留学後、預金保険機構にて、金融機関の破綻処理や、改正預金保険法に基づくG-SIFIsの秩序ある破綻処理に係る法整備、制度設計・検討等に関与。
 2016年より2年間、任期付公務員として金融庁検査局に在籍。金融庁では、金融機関のガバナンス・コンプライアンス全般に関するモニタリングや、経営管理・法令遵守態勢に課題のある金融機関の検査業務、「マネー・ローンダリング及びテロ資金供与対策に関するガイドライン」の策定、AML/CFTに関する金融機関のモニタリング等に関与。
 2018年、金融庁の任期満了後にトーマツ入社。トーマツでは、金融機関のコンプライアンス・リスク管理態勢の高度化や、不祥事対応・再発防止策の策定支援等、平時・有事双方のコンプライアンスの他、規制対応等の業務に幅広く携わっている。
 AML/CFTに関しては、金融・非金融(DNFBPs)問わず多くの事業者のAML/CFTや当局対応等に関する業務経験を有する。監督当局向けにも、監督の枠組み構築やガイドライン策定、FATF対応等に関する実績がある。2023年4月、金融財政事情研究会『商業登記所における実質的支配者リスト制度の利便性向上に関する研究会』委員就任。