日時:2024年11月21日(木)15:00〜17:00(受付開始14:30)
会場:株式会社国際協力銀行9階講堂 MAP
主催:オックスフォードエコノミクス、一般財団法人海外投融資情報財団
後援:株式会社国際協力銀行
使用言語:日本語
受付締切:11月14日(木)18:00
今次セミナーでは、米国大統領選の結果を踏まえた2025年の世界経済の最新見通しをご説明したうえで、そうしたマクロ経済見通しが各産業の直面する需要にどのような影響を与えるかを、オックスフォードエコノミクス在日代表の長井滋人様と、エコノミストの土屋誠様よりご紹介いただきます。
世界的に進む利下げは製造業や建設業を中心に2025年の産業活動を押し上げます。同社のアプローチは産業毎の金利感応度だけでなく、原材料や建材などのサプライチェーンを通じた関連産業への波及効果も勘案しています。
経済モデルを用いた分析アプローチは、複雑なマクロ変数間の相互作用を捉えるうえで有効なだけではなく、世界経済を巡る不確実性が高い状況で「中東情勢の悪化」「台湾有事」「高金利の長期化」などのシナリオ分析を行うことで、100超の産業別の売上、生産、投資の見通しについてリスクを定量的に把握でき、ビジネス上のリスク管理と高度な需要予測を行うことを可能にします。
◆こんな方におすすめ:
・自動車、建設、電子機器、機械、化学、鉱業、金属業の経営戦略・事業計画立案、需要予測に携わる方
・産業別需要予測を分析している金融機関の方
・事業会社、金融機関のリスク管理部門にてマクロ経済リスクを分析している方
・投資評価やプロジェクトのリターン分析をしている方
・財務部門にて資金調達計画、予算立案、金利リスク管理、資本予算の評価を担当している方
アジェンダ/Agenda
14:30- 開場・受付
15:00 – 15:45 米国大統領選後の世界経済:変わるものと変わらないもの (長井滋人)
15:45-16:30 グローバルな金融緩和による産業別影響の分析とリスク (土屋誠人)
16:30-16:40 会社紹介・サービスアップデート (佐藤美紗子)
16:40-17:00 Q&Aセッション
スピーカー/Speakers
長井 滋人 Shigeto Nagai
(在日代表 / Head of Japan Economics and Chief Representative in Japan)
同社の 300 人を超えるエコノミスト・チームのシニアメンバーの一人として、日本経済の分析を主管すると共に、同社の世界経済に関する分析や見通しについて日本のクライアントやメディアなどに対する説明を行っている。
2017年7月にオックスフォード・エコノミクスの在日代表に就任するまでは日本銀行に勤務し、国際局長や欧州統括役(ロンドン事務所長)、海外調査担当課長として、金融政策決定会合への参加などを通じて海外経済に関する情勢判断に携わった。1993-96年には日本銀行から国際通貨基金へエコノミストとして出向。また、アジア金融協力や外貨資産運用の経験も長いほか、2001年の量的緩和開始以降の日本の金融政策に関する海外に対する情報発信にも一貫して従事してきた。1986年東京大学経済学部卒業、タフツ大学フレッチャー法律外交大学院で国際関係論修士を取得。
土屋誠人 Makoto Tsuchiya
オックスフォード・エコノミクスにてインダストリーエコノミストとして半導体を含む電子機器・ハイテク製品の予測および分析を担当。産業に係る様々なテーマでリサーチを執筆。
2020年テンプル大学日本キャンパス経済学科卒。